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サポートスタッフの声

サポートスタッフに登録したきっかけ
行っているサポート活動:代理タイピング、代筆 
(心理学部1年次生 菅原 衣吹)

 私がSDA室のサポートスタッフに登録したきっかけは、私が高校生の時に、他大学に通ういとこがPCを用いたノートテイクの活動をしていたことです。
彼女はサポート活動をする傍ら自主的にトレーニングをして、タイピングの速度・精度を上げてよりよいサポートができるよう努力していました。そんな彼女のひたむきさにあこがれて、「私も大学生になったらサポート活動をしたい」と思うようになりました。
 そして今年、大学内のチラシを見てSDA室の存在を知り、スタッフ登録をするに至りました。私は現在、代理タイピングと代筆のサポート活動をしています。「もっとはやくタイピングできるようになりたい」、「わかりやすい代筆ノートを作りたい」という思いで日々活動するうちに身についたスキルは、サポート活動だけではなく私の普段の学生生活でも生きています。それになにより、利用学生の方から「ありがとう」、「助かります」などと言っていただけることが私にとってやりがいや自信につながっています。
 これからもっと幅広いサポートに取り組み、利用学生の方がより快適に学生生活を送ることができるよう、微力ながらこれからも頑張りたいと思います。


サポート活動を通して気づいたこと
行っているサポート活動:代筆、PC通訳、移動介助
(経済学部4年次生 永井 真生子)

 私は大学の講義内でSDA室の存在を知り、サポートスタッフに登録しました。スタッフ登録のきっかけとなった講義の中で先生がおっしゃった、「障がいは「もつ」ものではなく、社会の側に「ある」もの」という言葉は今でも強く心に残っています。以来、代筆やPC通訳、移動介助などの活動の機会を頂きました。
  活動したことで、「社会の側にある障がい」を本当の意味で理解できたと思います。例えば、授業で発話と板書が同時並行で進むことや、公共交通機関で音声情報による情報量が多いこと。日常生活を送るうえで当たり前と思っていたことに気づけるようになりました。考えてみると私もできないことや不便だと思うことはいくつもあります。当たり前と思っている毎日の生活は私が自分で獲得したものではなく、たくさんの人の支えがあって初めて成り立つというものです。
 以前の私は「サポートスタッフ」という言葉から、「支える側」という一方的な関係性をイメージしていました。ただ、本当はもっと互助的な関係です。たくさんの人が私を支えてくれているように、私も誰かの当たり前の生活を支える一員になる。そんな気持ちで、これからもサポートスタッフとして活動していきたいと思います。