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学期末全体懇談会

各学期のおわりに、利用学生・サポートスタッフ・教職員が一同に介し、学期間のサポートについて振り返る交流の機会を設けています。
秋学期末全体懇談会①

2023年度秋学期末全体懇談会を開催しました

 2024年2月7日(水)、今出川校地での対面会場をメインとし、オンラインでも参加可能なハイブリッド形式で行いました。
毎回、利用学生による「話題提供」として、自身の障がいや実体験を参加者に向けて話す場を設けています。
今回は卒業を目前とした利用学生に4年間の学生生活を振り返り、授業サポートを受ける中での気付き、自身でもスタッフとして行動した活動の背景などを話していただき、参加者も真剣に耳を傾けておりました。
また、その後は参加者同士で秋学期を振り返り、意見交換を目的としたグループディスカッションを実施しました。
日頃より配慮を必要とする利用学生やサポート活動を行うスタッフから活動例を挙げていただき、今後に向けて困り感や課題などを双方に話し合ってもらいました。

秋学期末全体懇談会③

話題提供をした利用学生の感想(政策学部・4年)
 今回の懇談会で自身の経験を話す機会を設けていただき感謝しています。
かつてないほど深い内容ではありましたが、これをきっかけに、利用学生・サポートスタッフの双方が今まで言い出せなかった悩みやニーズを打ち明けられるようになれば嬉しく思います。
私自身、「知ること」によって周りの人からたくさんの良い変化をもたらす可能性を感じました。
未曾有のコロナ禍で授業における通訳方法の大幅な変更や試行錯誤の期間もありましたが、臨機応変に対応していただいたサポートスタッフの皆さんのおかげで十分な情報保障を受けることができました。本当にありがとうございました。
4月からはまた新しい環境で新生活をスタートさせることになりますが、大学時代の経験を活かしつつも、気持ちを新たにして精進できればと思います。

参加したサポートスタッフの感想(文学部・2年)
 SDA室で中心的に活動されていた先輩の実体験を伺ったことで、本校における障がい学生支援の充実度を再確認したと同時に、周りの理解が未だ充分ではないと感じました。
その理由として、授業の情報保障に技術的なサポートはもちろん大切ですが、学生が充実した学生生活に必要なのは授業の質だけではなく、周囲の理解が欠かせないと考えるためです。
障がいがあるから特別という考え方ではなく、同じ学生の1人なのだということに気づいてもらうために、私自身、今後もSDA室の活動などを通して情報を発信しなければならないと思いました。また、グループディスカッションでは、異なる学年の利用学生やサポートスタッフと交流することで、それぞれの視点から貴重な意見を聞くことができる良い機会となりました。

秋学期末全体懇談会②
秋学期末全体懇談会④