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サポートスキル勉強会

 SDA室では、障がい学生支援に関する様々なサポートについてスタッフのスキルアップを図るため、毎年春・秋にサポートスキル勉強会を開催しています。
聴覚に障がいのある学生へのサポートとしてPC通訳講座や、視覚や肢体に障がいのある学生が安全に移動できるようサポートするためのガイドヘルプ・車いす介助講座など、様々な講座があります。
現在レギュラースタッフとして活動してくれているスタッフのほとんどが勉強会への参加から活動をスタートしています。

2025年春学期「サポートスキル勉強会」を開催しました

文学部美学芸術学科1年次生・穴澤 一葉

 今回、私は「ガイドヘルプ講座」と「車いす介助講座」に参加しました。この2つの講座に参加した理由は、初めてサポートスタッフとして登録したので「ガイドヘルプ」という名前だけではどのようなサポートか想像しにくかったことと、車いすの方を介助した経験が無かったからです。どちらもあまり具体的にイメージできないまま参加し、とても不安だったのですが、SDA室のコーディネーターの方が基礎から丁寧に教えてくださったので初心者でも分かりやすい講座でした。
 ガイドヘルプ講座では、実際に目を閉じ、利用学生と同じ状況で他の参加者のサポートを受けたことが印象的でした。隣で腕を組み支えてくれる人がいたとはいえ、目を閉じて歩いたり階段を上ったりすることは想像以上に怖いものでした。しかし、この経験が利用学生の気持ちを想像するというサポートスタッフとして不可欠な視点を学ぶことに繋がったと思います。車いす介助講座も、実際に利用学生の視点に立つ講座で、これからのサポートに活かしていこうと思いました。


心理学部心理学科1年次生・柿﨑 美由紀

 私がパソコン通訳勉強会に参加した理由は、パソコン通訳ができるようになれば、サポートスタッフとして活動できる機会が増えると思ったからです。聴覚障がいのある利用学生のサポートで、パソコン通訳の募集が多い中、自分に技術がないことが悔しかったので、意気込んで参加しました。実際に勉強会でパソコン通訳をしてみると、その難しさに驚きました。最初はあまり上手く連係入力ができず、心が折れそうになりましたが、いろいろなアドバイスをもらってどんどん文字が打てるようになっていきました。自分の成長が感じられてとてもうれしかったです。難しいですが、その分、やりがいもある活動だと感じました。
 その後、実際の授業で活動したときはとても緊張しました。本当に自分ができるのか心配でしたが、勉強会で学んだことをもとに、どうにかやりきることができました。先輩のスタッフの方と一緒だったので、とても心強かったです。大変でしたが、それ以上に利用学生の情報保障に役に立てているということがとてもうれしかったです。これからも入力練習をし、もっと多くの情報を打ち出せるように頑張りたいです。


サポートスキル勉強会③  (118840)
ガイドヘルプ講座の様子