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2025年度入学式のサポート活動について
同志社大学では、多くの学生が障がいのある学生を支えるサポートスタッフとして活動しています。2025年度入学式において、SDA室のサポートスタッフがパソコン通訳と手話通訳の活動をしました。
今回、活動協力をしてくれたサポートスタッフの声を紹介します!
柏木 裕美子(手話通訳スタッフ)
(文化情報学部 文化情報学科 3年次生)
2025年度春学期入学式で手話通訳を担当しました。入学式は人生の晴れ舞台であり私自身強く記憶に残っているイベントだったので、関わらせていただけることがうれしかったです。準備をする中で、どのようにすれば自然で分かり易い通訳になるだろうと工夫を繰り返し、自分自身も成長できたと感じています。誰かの言葉を通訳するということは責任があることでとても緊張しましたが、壇上で晴れやかな新入生の皆さんを見てからは、皆さんの学生生活を応援する気持ちで挑むことができました。
手話通訳のみならず様々なサポートにおいて、学生スタッフの活動する姿は他の学生にも良い刺激になると思います。大学の手話サークル内でも入学式で先輩の手話通訳を見て手話に興味を持ったという声も多いです。SDA室のサポート活動を拡充するためにもこれからも活動を続けたいと思いました。またそのためにも知識を身に着け技術を高められるように精進を重ねていきたいです。
橋本 まあや(PC通訳スタッフ)
(スポーツ健康科学部 2年次生)
私が、PC通訳に参加したきっかけは、自身の入学式で、実際に通訳されている姿をみて、強い感動と憧れを抱いたからです。
私は、車椅子ユーザーの障がい学生ですが、自分に関わるサポート以外(車椅子介助や代筆等)は、あまり知りませんでした。また、恥ずかしながらPC通訳というサポートがあること、入学式で実際に行われていることをそこで初めて知りました。この時、今まで助けてくれている人に恩返しがしたいと思っていたので、来年は必ず支える側に回ろうと決意しました。
実際通訳をしていたときは、はじめての経験に必死で、「本当に人の役に立っているのか」などと考える時間もありませんでしたが、入学式が全て終わった後、無事に終わった安心感と、困っている人の役に立てたかもしれないという達成感でいっぱいになりました。
これからも支えてくださっている人に少しでも恩返しできるよう自分にできることで誰かのためにサポートができたら嬉しいです。
國領 あい理(パソコン通訳スタッフ)
(理工学部情報システムデザイン学科 4年次生)
昨年開催されていた、SDA室のタイピングコンテストを通じてパソコン通訳を知り、情報システムデザイン学科の学生としてタイピングスキルを活かせることに魅力を感じ、サポートスタッフに登録しました。
入学式のパソコン通訳へ参加した動機は、入学式は新入生にとって特別な日であり、みんなに等しく楽しんでもらいたいという思いがあったからです。
活動を通じて、通常のパソコン通訳とは異なり、文字情報を画面に出す前に文章を整える必要がある点に気づきました。入学式のような正式な場では、誤字や表現の乱れがないことが求められ、より高い技術が必要とされました。
また、パソコン通訳にも様々な種類があり、通常の授業では情報の正確な伝達が重視される一方、正式な場では文章の美しさが優先される場合があることを学びました。この経験を活かし、今後は場面に応じた適切な対応を心がけていきたいです。
お問い合わせ |
スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室(今出川) TEL:075-251-3273(寒梅館)/075-251-3261(明徳館)
スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室(京田辺) TEL:0774-65-7411
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