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SDA室オリジナルの指文字表が完成しました!
SDA室では、開講期間にランチタイム手話を開催しています。ランチタイム手話は、聴覚障がいへの理解と手話の普及・コミュニケーションの楽しさを伝える機会としています。今回、手話の学びをさらに深められたらという想いから、手話ユーザーの学生とサポートスタッフを中心にSDA室オリジナルの指文字表の作成を始めました。手話表現の考案、イラスト作成、レイアウト作成と、それぞれ作業を分担し、約一ヶ月の作成期間を経て完成しました。ここでは、イラスト作成に携わってくれたサポートスタッフの声をご紹介します。
【指文字(ゆびもじ)とは】
指を使って五十音を表すものです。手話で表現できない固有名詞等の言葉を表す時に使います。
指文字表作成イラスト担当スタッフの声
柏木 裕美子
(文化情報学部文化情報学科1年次生)
指文字とは日本語の五十音に対応する手話です。私は昨年度から手話を学習し始め、同時にSDA室にも登録しました。手話を学習していく中で伝わること、分かることの楽しさを知り、どんどんのめり込んで行きました。手話は日本語とは異なる文法体系を持ち、考えや気持ちを視覚的に表す言語です。そんな手話ですが、私が初めに覚えたのは今回の「指文字」です。初めの頃は分からない単語は全て指文字で表現していました。勿論その様な使用方法だけでなく、通訳や日常会話等の場面でも固有名詞や新しい単語などを表す際に指文字はよく使用されます。そのため指文字は手話の基本であると言えるかもしれません。
今回はそのような手話の入口に携われる機会をいただき、とても嬉しかったです。本表の製作にあたり、他のスタッフの皆さんと話し合い、いかに分かりやすく適当な表現になるかと試行を繰り返しました。結果、分かりやすく学習しやすい指文字表に仕上がったと思います。手話に興味を持った皆さんが第一歩を踏み出す、その入口になれれば幸いです。
完成した指文字表は、今後のランチタイム手話でどんどん活用していきます!
2024年春学期も開催が決定しておりますので、HPやポスター、チラシ等で詳細をご確認ください。
みなさんのご参加をお待ちしております。
お問い合わせ |
スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室(今出川) TEL:075-251-3273(寒梅館)/075-251-3261(明徳館)
スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室(京田辺) TEL:0774-65-7411
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