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「ガイドヘルプおよび車いす介助の講習会」を実施しました!
2025年9月25日に今出川校地寒梅館で「ガイドヘルプおよび車いす介助の講習会」を実施しました。寒梅館地下にあるハーディーホールやクローバーホールでは、学生支援センターはじめ学生団体がさまざまな催しをしています。車いすユーザーや視覚に障がいのある来場者に、気持ちよく楽しんでいただけるよう、ホールの運営補助をする学生アルバイトやホールを利用する学生団体対象に、講習会を行いました。
参加した学生の声を紹介します。
・障がいのある方がホールにいらっしゃった場合の対応について、実践しながら学ぶことができた点が勉強になりました。
アイマスク体験や車いす体験を通して障がいのある方がどのような困りごとを抱えているか、どんなサポートや声掛けがあるとより安心できるのかを、相手の立場に立って考えることのできる機会になったと感じます。私たちにとって寒梅館はホールの位置関係や階段の構造などよく把握できている場所であるためにスムーズに進んだところもあり、寒梅館に初めて来られる方であればさらに丁寧なサポートが必要だと思いました。
・実際にアイマスクをして館内を周ることで、普段は気づかない危険な場所に気づくことができました。特に、急な階段よりもホール内の傾斜の少ない広めの階段の方が怖く感じる点が意外でした。介助する側にもされる側にも立つことで、より具体的にどのような対応を取るべきか学ぶことができました。また、車いす介助の体験ではドアを通る時に足がぶつかるのではないかと感じる場面が多々あり、これから補助する際には出来る範囲でドアを広く開けるべきだと考えました。貴重な体験をいただき、ありがとうございました。
・ガイドヘルプおよび車いす介助の講習会に参加して、実際に体験することで視覚や移動の制限がもたらす困難を身をもって感じました。アイマスクによる視覚障がい者の体験では、視覚を失うことで平衡感覚も揺らぎ、階段の上り下りさえも分からず、とても恐怖を感じることが分かりました。また、車いすでの体験では目線の位置が低くなることで受け取れる情報が減り、自分の意思で簡単に動けないことの大変さも実感しました。今回の体験を活かし、誰もが安心して楽しく劇場を利用できる環境づくりに役立てていきたいと強く感じました。
お問い合わせ |
スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室(今出川) TEL:075-251-3273(寒梅館)/075-251-3261(明徳館)
スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室(京田辺) TEL:0774-65-7411
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