以下、本文になります
利用学生の声
受けているサポート内容: 授業補助、移動介助、食事介助、授業待機時の生活支援
(肢体不自由 文学部4年次生)
私には先天性の筋肉の疾患があり、普段は電動車いすを使用しています。上肢・下肢・体幹に障がいがあるので、車いすを机の位置に合わせることから、荷物の出し入れや筆記の補助、水分補給、シートベルトの締め直しや姿勢の調整、食事介助にいたるまで、大学にいる間、さまざまな生活介助を受けています。大学内では、授業時と空きコマを含め、抜け目なくサポートを受けているので、重度の身体障がいがあっても、健常者の方と同じように自立した大学生活を送ることができています。
サポートをお願いする時は、最初はお互いに遠慮があるかも知れませんが、徐々にサポートに慣れてきたら、要望や困り感を積極的に伝えることで、サポートスタッフも利用学生も、気持ちよく介助し、介助されることができると思います。とにかく、充実したサポートを受けるためには、綿密なコミュニケーションが重要になります。
また本学のSDA室は、大学生活で必要なことであれば、個人のニーズに即して幅広いサポートを受けることができるという点、サポートスタッフの活動は、無償ボランティアではなく、謝礼が発生するという点が特徴です。そういった意味でSDA室は、柔軟で安定したサポートを提供されていると言えますし、私自身いつも心強く感じています。