サポートスタッフの声
サポートスタッフに登録したきっかけ
行っているサポート活動:ノートテイク、代理タイピング、講義補助
(文化情報学部3年次生)
私がSDA室について知ったのは、所属する文化情報学部の授業で教員が紹介してくださったことがきっかけです。障がいのある学生を直接的にお手伝いできる点や、同じ学生として近い立場で接することができる点に魅力を感じ、サポートスタッフに応募しました。大学3年生の春学期から活動を開始し、現在は移動補助、ノートテイク、代理タイピングなどのサポートを担当しています。毎週同じ講義を担当させていただく中で、回を重ねるごとに利用学生との信頼関係を築くことができ、それに伴いサポート活動もより効率的かつ円滑に進められるようになったと感じています。この点に大きなやりがいを感じています。
サポートスタッフとしての活動を通して、利用学生が必要としているサポートは一人一人全く異なるということを強く認識しました。型にはまった一律の支援ではなく、一人一人に合わせた柔軟なサポートが非常に重要だと考えるようになりました。この視点は、障がいのある方に限らず、社会全体の多様な人々を尊重する上で必要であると考えます。
今後も、それぞれの利用学生にとって、より良いサポートとは何か、どうすればよりスムーズに講義を受講していただけるかを追求し、妥協することなく取り組んでいきたいと考えています。
サポート活動を通して気づいたこと
行っているサポート活動:PC通訳、代理タイピング
(社会学研究科2年次生 横山 綺乃)
サポート活動を通して、日常で過ごしている時の視点が変わりました。例えば、ゴールデンウィークに数箇所お城をまわる旅をした時、「この城は階段ばかりだな」「車いすユーザーや足が不自由な人は、ここに来ることは難しそうだな」などを観覧しながら自然と考えていました。そして、この前サポートさせていただいている利用学生との雑談で、「ゴールデンウィークどこか行った?」という話になり、「お城に行きました」と私が話すと、「バリアフリー的にはどうだった?」と質問されました。その時、活動前の私だったら答えられなかった質問に答えることができ、私の中での変化に気付きました。これが、私がサポートスタッフの活動をとおして変化したことの一つです。