8月5日(水)から7日(金)にわたり、21回目のChallengedキャンプを開催しました。
両校地から集まった学生21名は、和歌山県白浜町で様々な活動を通して、特別な3日間を過ごしました。
このキャンプは、障がい学生と一般学生が2泊3日の間、寝食をともにしながらお互いの交流をはかり、本音でぶつかり合える場を共につくることから2005年に始まったプログラムです。音がない、光がない、体の自由がきかないという障がいへの理解を深めるとともに、自分自身の心のバリアと向き合い、一人ひとりが心身ともに成長することを目的としています。
2日目はChallengedキャンプ初めての企画となる、地元白浜町小学生との交流を行いました。学生21名と児童13名は顔をあわせるや否やまるで兄弟・姉妹のように打ち解け、電動車いすを利用している学生や聴覚障がいのある学生の話に聞き入りました。そのあと学生たちはアイマスクをつけた子供たちに千円札・一万円札の見分け方を教え、ガイドヘルプをしながら建物を誘導し、子供たちは地元の社会福祉法人の作業所で作られたクッキーを、手作りのお札を見分けて買い、光のない状態での食事体験をしました。
3日目は、さまざまな体験や活動の振り返りをとおして、『障がい』とは何なのか、どこにあるのか『しんどい』『つらい』という正体は何なのかについて、一人ずつ発表の時間をもってクローズしました。
「知る、分かる、変わる」をテーマとしたキャンプは今年も実り多いものとなりました。
【キャンプに参加した学生より】
・キャンプの内容ももちろんですが、集まったメンバーも本当に素敵な方々ばかりで出会うことができてよかったと心の底から思っています。普段全く違う勉強をしている人たちがみんなで一つのことに対して議論を交わすということはとても尊い時間でした。
・普段なかなか交流できない小学生との時間を過ごし、良い刺激を得ることができました。小学生が障がいについてどれぐらいの知識を持っているか知ることができました。小学生だけでなく、大人の私たちも障がいに関する知識を理解しきれていない方が多いことがわかり、学校のカリキュラムの一環で発達段階に合わせて、障がいに関する知識を身につけるプログラムを組んだ方がよいのではと考えました。
・これからは、「あなたは一人ではない」と伝えるために、私なりの形で一人ひとりに寄り添いたいです。そして、誰一人取り残すことのない、全ての人が幸せに暮らせる世界をつくるために行動していきたいです。まずは、今回のキャンプを通して得た学びを家族や友人など周囲の人に伝えることから始めたいと思います。
【参加した電動車いすユーザー スポーツ健康科学部3年次生・橋本まあやさん】
この2泊3日は、「知らない人とでも全力で楽しみ、自分に与えられたことを全うする」ことを目標にしていました。今回私は、「障がいとは何か」について大いに考えました。というのもキャンプでは、周りの方のあたたかいサポートなどのおかげで、自分はもはや障がい者ではないのかもしれないと思ったからです。障がいは個人の問題ではなく、社会の側にあるというのはその通りで、みんなの中にいるとバリアは全くないと感じました。一方で、様々な体験を通して肢体不自由や聴覚障がいなどについて学ぶこともあり、自分とは違う立場の障がい当事者について知ることもできました。それは、障がいのことは自ら開示していくことが必ずしも正しい方法ではないということです。私は目に見える障がいだから、開示するしかないけれど、目に見えない障がいなら周りの雰囲気を壊したくないから言うのを躊躇ってしまうという意見を聞いて、ハッとしました。当事者の方の意見や双方のコミュニケーションの大切さについても学び、また会いたいと思える素敵な友達がたくさんできて、まさに「知る・分かる・変わる」を体現できた3日間でした。
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スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援センター(今出川) TEL:075-251-3273(寒梅館)/075-251-3261(明徳館)
スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援センター(京田辺) TEL:0774-65-7411
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2026年7月31日(金)今出川校地において、対面で開催しました。今回の懇談会では、まずアイスブレイクを行い、自己紹介や上半身限定ジェスチャーゲームを行いました。グループのメンバーで交流したあと、様々な条件をもとにケーキを切り分けるワークを通して平等と公平の違いについて考え、障がい学生支援や合理的配慮について考える機会となりました。
普段接することの少ない他校地や学年の違う利用学生、サポートスタッフが交流できる機会となり、有意義な懇談会となりました。
参加後のアンケートの一部をご紹介します。
・SDAの活動で自分の視野が広がり、人としての成長を感じました。秋学期は手話での会話にも挑戦してみたいです!
・一つの問題に対して多様な考え、本当の公平とは何かなどの深い話題に迫れた。非常に新鮮な体験でした。
・多角的な視点から公平について考えることができて良かったです。公平について、ないもの(卵が入っていないケーキ等)をできるだけあるようにする努力も大切だけど、あるものの中から、全員の納得が得られる方向に進めるということの方が大切だと感じました。
・他のメンバーやグループの意見発表が、面白いし、いろいろな学びを得ることができて良かった。
・時間が短い中でもコミュニケーションをお互いに取りやすい環境が出来上がったので、とてもよかった。
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4月~5月にかけて、オンラインおよび京田辺・今出川両校地対面で、SDAセンター「サポートスタッフ募集説明会」を開催しました。
説明会では、SDAセンターの活動について紹介し、参加者された学生の皆さんは熱心に耳を傾けてくれました。後半には、実際に活動している先輩スタッフが、参加者からの質問に対し、自身の経験を交えながら丁寧に回答してくれました。説明会終了後には、たくさんの方にサポートスタッフ登録をしていただきました。
サポート初心者の方、大歓迎です!今学期の説明会は終了しましたが、サポート活動にご興味のある方にはSDAセンター窓口で個別にご説明いたします。お気軽にお越しください。
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SDAセンターでは、Challengedキャンプを隔年で開催しています。
障がい学生と一般学生が、2泊3日の日程で寝食をともにしながらお互いの交流をはかり、本音でぶつかり合える場を共につくる目的で、2005年からスタートしました。
キャンプの中では、参加者が障がい(疑似)体験をし、普段の日常生活では気づかないことに気づき、障がいへの理解を深めると共に、自分自身の心の中にあるバリアと向き合います。
障がい学生と一般学生が寝食をともにする場、お互いの交流をはかり お互いを知り、そして お互いが本音で語り合うことを大切にします。
音がない、光がない、身体の自由がきかない世界を体験しませんか。
2026年度は、以下の日程で開催します。ぜびご参加ください。
【開催要項】
日時:8/5(水)~8/7(金) 2泊3日
場所:和歌山県 白浜町 (京田辺キャンパス集合・解散)
参加費:9,000円(交通費、食費、プログラム費含む)
募集人数:20名(教職員が同行します)
申込期間:6/8(月)~7/2(木)
※応募者多数の場合は抽選となります。
結果は7月6日(月)にメールでお知らせします。
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5月12日(火)に「ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業」第25期研修生が、日本の障がい学生支援教育や就労について学ぶために訪問されました。SDAセンターの活動や、キャリアセンターの取り組みについて情報交換会をしましたので、訪問された研修生のグエン・ティ・イエン・アンさんの声を紹介します。
グエン・ティ・イエン・アン(Nguyen Thi Yen Anh)
(ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業 第25期研修生)
今回の同志社大学への訪問では、大学が障がいのある学生を含む多様な学習ニーズを持つ学生に対しての支援の様子、また就職活動をどのように支えているのかについて知ることができました。特に印象的だったのは、SDAセンターが個々の学生に応じた合理的配慮を調整し、教職員と連携しながら、公平で参加しやすい学習環境づくりに取り組んでいる点です。インクルーシブ教育で大切なのは、学生が環境に合わせるだけではなく、大学側も障壁を減らして多様な学生が平等に学べる環境を整えることだと改めて感じました。
また、SDAセンターとキャリアセンターが連携し、学生の強みや希望を踏まえて就職支援を行っていることも非常に意義深いと感じます。大学から企業へと理解をつなぎ「障がい」ではなく学生自身の可能性に目を向けることは、教育から就労への移行を支えるうえで重要だと思います。今回の訪問を通して、大学がインクルーシブな学習環境と将来への機会づくりの両方に貢献していることを深く学びました。
同志社大学では、多くの学生が障がいのある学生を支えるサポートスタッフとして活動しています。2026年度入学式において、SDAセンターのサポートスタッフがパソコン通訳と手話通訳の活動をしました。
今回、活動協力をしてくれたサポートスタッフの声を紹介します。
福井 里奈(パソコン通訳スタッフ)
(心理学部 心理学科 3年次生)
2年前、新入生として参加した入学式のときにPC通訳の方々の姿を見てかっこいいと感じたことがきっかけで、機会があればいつか自分もやってみたいと思っていました。大学生活に慣れて少し余裕が出てきた2年次の秋にSDAサポートスタッフに登録した際、入学式のPC通訳の募集を知りました。PC通訳は初めてでしたが、未経験者の枠があったことが後押しとなり、挑戦してみたいと思い応募しました。
実際に参加してみると、経験者の方たちがたくさんサポートしてくださり、さらに、通訳スタッフ全員が1つのチームとなって入学式の通訳を成功させようという和気あいあいとした雰囲気だったので不安が一気になくなりました。さらに、2年前の自らが入学したときとは違う立場でまた入学式に参加させていただけたことが、自分の中で成長したように感じたと同時に、3年次生の始まりとして背筋が伸びる思いでした。入学式という大事な節目の式にPC通訳として参加でき、嬉しく思います。
羅門 怜奈(パソコン通訳スタッフ)
(文化情報学部 文化情報学科 4年次生)
大学入学式という門出の場を支える貴重な機会に惹かれ、今回のPC通訳に応募いたしました。普段からサポート活動に携わる中で、自身のPCスキルを活かし、誰もが等しく式典に参加できる環境づくりに貢献したいと考えたことがきっかけです。
式典では、登壇者の話に合わせて正確に字幕を反映させる難しさを痛感しましたが、自分の入力した文字が新入生に届く光景を目にし、大きな責任感とやりがいを実感しました。当日は周囲のスタッフの方々の支えにより、大きなトラブルもなく無事に役目を終えることができました。
事前の説明会から当日まで丁寧にご指導いただいた皆様に、この場を借りて深く感謝申し上げます。今回の経験で得た知見を今後のサポート活動にも活かしていきたいと感じます。非常に貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。ツビルダー上で、ここのテキストを差し替えてください。
長谷川 竹雪(手話通訳スタッフ)
(商学部商学科 3年次生)
入学式での手話通訳は、私が学んできた手話を大学で発信するきっかけとなった場であると同時に、憧れてきた舞台でもありました。今回、手話通訳という大切な役割を担当させていただけたことを、とても嬉しく思っています。これまで公の場で手話通訳を務めた経験はなく不安や緊張は言い表せないほどでしたが、当日は落ち着いて分かりやすく伝えることを意識して臨みました。
話し手の言葉を聞き取り、自分の中で理解してから手話に変換する作業は決して簡単ではなく、数をこなしていく必要があるなと壇上で感じたと同時に私の手話を通して情報を受け取る人がいるという責任の重さを改めて感じました。
今後は語彙力や手話の文法理解をさらに高め、今回の経験や反省を活かしながら、より伝わりやすい手話を目指して努力を続けていきたいと思います。
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2026年4月2日(木)~4月3日(金)今出川・京田辺両校地で実施された「クラブ・サークル勧誘活動」に、昨年に引き続きSDAセンターも参加しました。キャンパス内にブースを設置し、新入生や在学生に向けて、SDAセンターのサポート活動についての説明や勧誘とともに、約2,500枚もの案内ビラを配布しました。今回は勧誘活動に参加してくれたサポートスタッフの声を紹介します。
(文学部文化史学科 2年次生)
私が今年度のクラブ・サークル勧誘活動に応募させていただいた理由は、前年度にスタッフとして十分に活動することができなかったため、少しでもSDAセンターの力になりたいと思ったこと、また、これまでSDAセンターから多くのことを学ばせていただいた経験から、その魅力や学びをより多くの方々に伝えたいという思いがあったからです。SDAセンターを通して、これまで関わることのなかった方々とお会いしたり、さまざまなサポートに触れたりする機会を得ることができました。これらの経験から、障がい学生支援という点で自分の視野を広げることができたということもSDAセンターの活動の大きな魅力だと感じています。
当日はキャンパス全体を包む熱気に圧倒されつつも、多くの方々にチラシを受け取っていただくことができました。一方、時間の都合上、実際の活動内容や勉強会などについて十分にお伝えできなかったことが心残りです。ぜひ、今後開催される説明会や勉強会に参加し、SDAセンターについてより知っていただけると嬉しいです。
SDAセンターでは、障がいのある学生のサポートをしてくださるサポートスタッフを随時募集しています。春学期、時間割に空きコマがある、何か新しいことを始めたいという方、ぜひ登録してみてください!あなたの空きコマを使って障がい学生支援をしてみませんか?パソコンが得意、ノートを取ることが好き、など、あなたの得意がサポートに活かせるチャンスです!
ご興味のある方は、下記のURLからぜひ登録をお願いします。
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トランスコスモス財団奨学金制度は、将来社会に貢献し得る人材の育成並びに学術・科学技術、文化・社会・スポーツ等の分野に対する助成及び支援等を通じて、社会の更なる発展向上に寄与する学生を対象とした奨学金給付制度です。
このたび同志社大学では、下記日程にて本奨学金の出願を受け付けます。
2026年4月1日(水)~4月17日(金)
9:00~11:30、12:30~17:00(但し、土・日は除く)
スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援課窓口
(今出川校地:明徳館1階、京田辺校地:成心館1階)
出願方法等、詳細は下記を参照してください。
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2026年春学期も、毎月第2・第4水曜日に、講師スタッフによるランチタイム手話を開催します。ランチタイム手話は、挨拶や自己紹介・季節などのテーマにそった簡単な会話を通して、手話でコミュニケーションをとることを楽しんでもらう目的で行っています。今回は、2025年秋学期開催時の講師スタッフの声を紹介します。
榎本 裕介
(生命医科学部 医工学科 1年)
僕が、ランチタイム手話講師を務めたきっかけは、生まれつき難聴があり、手話を勉強していたので、手話が出来るという長所を活かしたいと思ったからです。実際に講師をしてみて、参加者が手話を使ってコミュニケーションをとろうという雰囲気が見られ、教える側としてとてもやりがいがありました。難聴の人にとっては、少しでもいいから手話・指文字で話してくれることはとても嬉しいものです。 手話は、手で動かして言葉を作り、伝達するものです。手で動かして伝えることへの面白さがあります。ですが、手話を実際に使う機会というのはかなり少ないです。僕としては、「手話って初めて聞いた!」よりも「手話は分からないけど、手話って聞いたことあるな」という認識の方が嬉しいです。ですので、手話はどんなものなのかを皆さんに理解していただくことで、難聴の方への理解が深まると感じました。
初心者の方でも楽しんでいただけるよう、講師スタッフが毎回のテーマを考え、進行まで担当しています。
少しでも興味のある方は、ぜひお越しください!お待ちしております。
【開催について】
2026年度ランチタイム手話は、開講期間中、第2・第4水曜日の昼休みに行っています。
初心者も大歓迎ですので、お気軽にご参加ください。
詳細は、SDAセンターHPランチタイム手話のページをご確認ください。
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2026年1月30日(金)、今出川校地にて対面形式の懇談会を開催しました。
当日は、自己紹介とアイスブレイクを通して参加者同士の交流を深めた後、ケーススタディを行いました。サポート中によく見られる事例を台本化した内容をもとに、利用学生とサポートスタッフがそれぞれの立場でどのように行動すべきかについて、グループディスカッションを実施しました。各グループでは活発な意見交換が行われ、多様な視点を共有する有意義な時間となりました。
また、お菓子を囲みながら和やかに交流する時間も設け、普段接する機会の少ない他校地や学年の異なる利用学生・サポートスタッフ同士が交流を深めることができました。
参加者にとって、相互理解を深める大変有意義な懇談会となりました。
参加後のアンケートの一部をご紹介します。
・一人でサポートすることが多いが、みなさんがどのようにサポートしているか聞くことができる数少ない機会だった。
・初対面のコミュニケーションが苦手な人でも、ゲームを通して事前に会話をすることによって、その後の対話を自然に行うことができた。
・具体的な場面が想像でき、それぞれの経験から考えることができてよかった。身近な悩みから始まる話題で、考えやすくこれからのスタッフ活動でも生きると思った。
・4回生の方々のたくさんの話を聞けたのが、本当に貴重な体験だった。まずは、堂々と思いを発表する姿、周りへの感謝を忘れずにサポートに励んでいる姿を見て、学ぶところが多かった。
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2025年11月29日(土)に開催された同志社創立150周年記念式において、SDA室のサポートスタッフが情報保障として、手話通訳および日本語・英語の同時PC通訳を担当しました。約2000人の来場者とYouTubeでのライブ配信もあり、「緊張する」といった声もありましたが、式典が始まるとそれぞれの練習の成果を発揮し堂々と通訳する姿がとても素晴らしかったです。日本語・英語の同時パソコン通訳においては、日本語を翻訳しながら英語に表出する通常のパソコン通訳より高度な対応もありましたが、今までの経験を活かし落ち着いて対応してくださった姿が印象的でした。
SDA室の脈々と受け継がれてきた支援技術を、記念式という大舞台で遺憾なく発揮することができたのは、手話通訳メンバー・パソコン通訳メンバーそれぞれの豊富な経験と、チームとしての高い連携力の賜物だと感じています。
今回、活動の協力をしてくれたサポートスタッフの声を紹介します!
谷口 菜津穂:手話通訳スタッフ
(社会学部 4年次生)
今回の活動は、私の中で最も緊張感のある手話通訳の経験になりました。当日は緊張しましたが、これまで一緒に練習してきた仲間が近くにいたことで、落ち着いて通訳することができました。通訳を通して、新島襄先生の言葉やその生涯を深く知る機会にもなりました。大学入学後から始めた手話ですが、手話を教えてくださった先輩方や、今回一緒に通訳したメンバーなど、沢山の方々に支えられ、卒業間近に手話通訳として式典に参加できたことを光栄に思います。
清水 萌翔:手話通訳スタッフ
(社会学部 4年次生)
私は、これまでSDA室のランチタイム手話で講師をしていました。その関係もあり、今回150周年記念式典での手話通訳を務めさせていただくことになりました。初めての通訳だったので大変なこともたくさんありますが、このような記念すべき日に通訳させていただき感謝しています。
今回の活動を通じて、あらためて情報保障について考えることができました。また、通訳をするなかで同志社についてより深く知ることができました。卒業後は通訳をする機会はないかもしれませんが、今回の活動を通じて得た学びは今後も忘れずにいたいです。
柏木 裕美子:手話通訳スタッフ
(文化情報学部 3年次生)
私は今回手話通訳として日本語・英語の文字通訳と並行して行う情報保障を担いました。当日のオンライン配信もあり、誰でもどこにいても同時に同じ情報を得ることを可能にしました。言語の違いは関係なく記念の時を共に迎えられる、新たな時代の到来を感じさせる式となりました。
私自身としては情報保障について工夫を続け、社会全体での情報の格差を少しでも埋めていけるように活動したいとより一層気持ちを強くしました。
榎本 裕介:手話指導補助
(生命医科学部 1年次生)
幼少期から手話を使ってきた私は、その強みを活かしたいと思い、手話通訳の練習に参加しました。練習では、特に聖書の内容を変えずに、より分かりやすい手話表現にすることを目指し、ろう者や手話ユーザーの来場者および視聴者の方にしっかり伝わるよう、チームでどのような手話が適切かを議論しました。同じろう者として、伝え方を工夫する力が身についたと実感しています。
國領 あい理:パソコン通訳スタッフ
(理工学部 4年次生)
この度、同志社150周年記念の式典にてPC通訳を務めさせていただきましたことを大変光栄に感じております。言葉は聞く・見るだけでなく、伝えることが重要であると、改めて気が付きました。また、正確性がより重視される環境下でPC通訳を行う中、日英翻訳の言葉選びに迷い、通訳速度が滞ってしまう等反省点もありましたが、今回の日英同時情報保障の経験を活かし、今後は読む側の視点にも立ち、まずは内容を確実に伝えることを優先していきたいと思います。
橋本 まあや:PC通訳スタッフ
(スポーツ健康科学部 2年次生)
活動のきっかけは、同志社の記念すべき150年のお祝いに少しでも参加したいという純粋な思いからです。たくさんの人に愛されここまで大きくなった同志社に感謝を伝えたく参加しました。実際に活動してみて、イレギュラーなこともありましたが、メンバーの皆さんと助け合いながら成功させることができとても嬉しかったです。
活動を通じて、情報保障の重要性とピンチの時も諦めない大切さを知りました。この経験を活かし、学内外問わず今後のサポート活動にも果敢にチャレンジしたいと思います。
長谷川 竹雪:PC通訳スタッフ
(商学部 2年次生)
私は高校から同志社で学んでおり、今年で創立150周年を迎えるということで、ぜひ何か携わりたいと思い参加を決めました。
日本語と英語字幕、そして手話での情報保障を通して、同志社のサポート体制が最先端であることを認識すると同時に、これまでの先輩方が積み上げてくださったサポートの経験、知識がここで花開いたように感じました。
次は200周年に向けて先輩方と同じように私たちが学内、学外のサポートで様々な経験を積み、次の世代へとつなげていきたいです。
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教職員・学生を対象に、障がい学生支援に関する理解促進を目的として、2025年10月23日に今出川校地、10月28日に京田辺校地で身体障がい体験講習会、10月27日~31日に両校地で発達障がいパネル展を開催しました。「身体障がい体験」では、点字体験・アイマスクをしながらパンを食べるといった体験を通じて、全盲体験をしていただきました。見えないことによる難しさや怖さ、移動介助の難しさ等、体験を通して様々な社会的障壁に気づく時間となりました。また、関連企画として、全盲、羞明、視野狭窄など、視覚障がいのある方の見え方や困り感について紹介したポスターを掲示しました。
「発達障がいパネル展」では、自由に見ていただけるパネル展示、コーディネーターによる個別説明会を通じて、発達障がいに関する理解を深めることができました。
参加後の自由記述アンケートの一部と当日の様子を紹介します。
・視覚障がいの方をサポートする時についつい「あれ、それ」とか見えている人の視点から言ってしまうことが多くて、説明(次になにがあるよ)がとても難しいなと思いました。見えない側に立って考えられるようにしたいです。
・視界が暗くなるだけで目の前のことが何も分からなくなる怖さや不安感を体験できました。指で点字を読み取るのはとても難しかったですが、目が見えない方のなかなか共有できないような不自由さを身を持って理解できて良かったです。面白い企画、ご丁寧なご指導、おいしいパンとお茶をどうもありがとうございました。
・思っていたよりも歩くのに怖さがあった。味も合っているか分からないと思ったほどであった。貴重な体験でした。
・昨年も参加させていただいたので、2度目の挑戦でしたが、今回ガイド側として参加するのは初めてでした。椅子から立ってもらったり、座ってもらったり、椅子をひいてもらうのが、特に難しかったです。また、ぜひチャレンジしたいです。ありがとうございました。
・とても満足できました。友人にもぜひやってもらいたいと思いました。実際に体験してからじゃないと得られないことがあり、とても良い経験になりました。普段からなるべく手助けをしている方だと思いますが、これからもっと寄りそって助けて手伝ってあげられると思いました。大学生全員に体験して理解を深めてあげてほしいと思いました。
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2025年10月5日(日)、障がいのある人とない人がともにアーティスティックスイミングに取り組み、お互いの交流や技術の向上を目指すフェスティバルが京都市障害者スポーツセンターで開催され、4名のサポートスタッフがPC通訳をしました。
PC通訳として参加した学生の声を紹介します!
・今回、サポートスタッフに登録し二度目となるPC通訳のサポートでした。自身の経験が浅く、大学外の活動であることから終始緊張してばかりでした。しかし、先輩スタッフによるフォローもあり、無事に情報保障者としての役割を全うすることができました。また、休憩時間や前後の時間にはフェスティバル関係者の方々からも様々なお気遣い、お言葉をいただくことがあり、今回、微力ながらもサポートに応募して良かったと深く感じました。
出演された方それぞれがこの大会に向け挑戦し、研鑽を重ねてきたということが皆さんのパフォーマンスから強く感じられ、強く感銘を受けました。
自分自身の「経験の浅さや得手、不得手に臆することなく挑戦を重ねたい」そんな意志を改めて抱くに至るような、非常に貴重な体験をさせていただきました。
・先輩方の素早いタイピング、対応の仕方を間近で見せていただく良い機会でした。初めてのPC通訳活動でしたが色々とフォローしていただき、サポートスタッフの皆さんの視野の広さ、心の温かさを実感しました。年齢はさほど変わらないものの、その姿勢に刺激を受け、私の目標になりました。
開会式では、パラ競技の父、ルードヴィッヒ・グッドマンの言葉が紹介されました。「失われたものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」その言葉を体現するかのように、懸命に演技をする選手の皆さんの姿に、心から感動し、私も選手の皆さんのように諦めず前を向いて生きたいと強く感じました。普段ではなかなか得ることができない、感動と学びの機会になりました。
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9月27日に国立オリンピック記念青少年総合センターで日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)主催「第21回 日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム」が開催され、SDA室のサポートスタッフ・利用学生・職員が参加しました。
「聴覚障害学生支援に関する実践共有セッション」では、学生が主体となり同志社150周年記念式典での日本語・英語同時パソコン通訳(情報保障)の取り組みや、サポート活動における事例をポスター形式で発表しました。
発表にあたっては、事前練習の成果を活かし、来場者の方に手話や音声で丁寧に、一生懸命伝える姿が印象的でした。他大学の取り組みや、大学を越えた学生同士の交流の機会もあり、参加学生にとって実り多き時間となりました。
また、セミナー1「ネットワークで支え合う支援―地域のつながりを力に」では、当室コーディネーターが話題提供者として登壇し、障がい学生支援に携わる「実務者目線」を基本理念とした「関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)」の立ち上げの経緯や取り組みについて講演しました。ここでは、今回シンポジウムに参加したサポートスタッフ・利用学生の声をご紹介します。
橋本 まあや(スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科 2年次生)
今回は、今までに無い経験を沢山させていただきました。参加が決まった時は正直こんなに準備が大変とは思っておらず、毎回苦戦しましたが、ミーティングを重ね自分でも調べて、最終的に素敵なポスターとチラシができたように思います。
今回感じたことは、人は十人十色でその中には障がいのある人ない人、そして障がいがある人の間でも様々であるけれども、みんなにそれぞれ生きる上での役割が与えられていることに気づきました。私のように車いすに乗っていても誰かの相談に乗ることはできるし、口話は苦手でも手話を教えることは出来るなど、深い話ですが全員には生きる意味があるのだなと気づくことが出来ました。
沖 祐里(理工学部数理システム学科 2年次生)
学生交流会で聴覚に障がいのある方がこれまで感じてこられた「孤独」を体験し、私自身、日常生活における情報保障が想像以上に不十分である現状を痛感しました。その交流会では音による情報がなく、場合によっては手話のみで情報が伝えられる場面もありました。手話がわからない私にとっては、ほとんど情報が得られない状態でした。参加するまでは、「最終的に必要な情報が伝われば十分」と考え、筆談などでゆっくり情報を共有できればよいと思っていました。しかし実際に体験してみると、情報が遅れて伝わるだけでも強い不安を感じ、会話についていけない孤独を味わいました。その経験から、聴者が得る情報とほぼ同じタイミング・スピードで保障されてこそ、本当の意味での「情報保障」と言えるのではないかと考えが変わりました。このようなことは、聴覚障がいのある方に限らず、さまざまな場面にも当てはまると思います。支援する側が「十分に配慮している」と思っていても、実際にはまだ足りていなかったり、「申し訳なさ」から声を上げづらい人が多くいたりするかもしれません。そうした困りごとを私たちSDA室が汲み取り、共に解決へ向けて行動していきたいと強く感じました。
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スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室(京田辺) TEL:0774-65-7411
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10月4日にEXPO2025大阪・関西万博のヘルスケアパビリオン前リボーンステージで開催された「Hello!おもてなしジュニア」イベントにおいて、情報保障者としてSDA室のサポートスタッフが参加しました。SDA室では、プレステージ企画「Hello!おもてなし アクセシビリティプロジェクト ー世界とつながるための挑戦ー」にて、来場者の皆さまへ「アクセシビリティ」の重要性を紹介した後、イベント全体の情報保障として、手話通訳と日本語・英語の同時PC通訳を担当しました。
当日は雨天で、屋外での電波状況の不安定さや音声不達等の難易度の高い通訳ではありましたが、学生が日々積み重ねてきたサポート活動の経験と協力体制、そして同志社大学のキャラクター「Ben-k」の登場もあり、無事イベントを終了することができました。
万博という場で、二度とない素晴らしい経験をしたスタッフの声をご紹介します。
谷口 菜津穂 (社会学部 4年次生):手話通訳スタッフ
今回活動させていただいたきっかけは、SDA室のコーディネーターから当活動についてご連絡をいただき、万博という、様々な人が訪れる大きな舞台で手話通訳をさせていただける機会は貴重だと感じ、活動に応募しました。活動では、当日まで状況がわからない部分も多く、不安な場面もありましたが、なんとか対応でき、安心しました。
手話通訳を今回担当させていただき、その場に応じた臨機応変な対応や見やすさを意識した表現など、自身の力を伸ばすことができました。
非常に嬉しかったことがあり、チアダンスの子が、手話通訳を見て、「手話に興味を持ちました!勉強してみます!」と声をかけに来てくれました。手話通訳を行うことで、単に情報保障だけでなく、誰かが手話に興味を持つきっかけを作ることにもつながるのだと実感しました。私の通訳が未来を担う子どもたちの興味を引き出せたことに大きなやりがいを感じました。
蕪木 杏優(文化情報学部 4年次生): 手話通訳スタッフ
今回、関西万博において手話通訳の活動をしました。
以前から手話を通じてたくさんの人とコミュニケーションをとりたいと思っていましたが、あまり自信がありませんでした。本番当日は緊張してしまい、自分の100点満点の手話通訳ではありませんでしたが、その場の空気、またステージから見える観客のみなさんに勇気づけられました。私は元々、 手話通訳は決まった言葉を通訳することだと思っていましたが、実際にはその場の盛り上がりや雰囲気を表現したり、臨機応変に対応をしたりする必要があり、難しさを感じる場面もありました。しかし、その分とてもやりがいがあり、とても楽しかったです。
手話通訳は本来コミュニケーションを支える役割ですが、今回学んだ経験を活かして、聴覚に障がいがあるを人とより深く通じ合えるコミュニケーションができるようになりたいです。
國領あい理(理工学部 4年次生):PC通訳スタッフ
私は万博でPC通訳として活動しました。世界中から人々が集まる場で、初めて日英の同時通訳を行うという非常に貴重で緊張感のある経験となりました。大舞台での通訳は初めてで、リアルタイムでの情報処理の難しさを実感しましたが、自分の得意分野を活かして誰かの役に立てたことを嬉しく思いました。特に、マイクを使わない環境や、英語と日本語が交錯する中で文字起こしを行う場面では、言葉の選択や正確性を瞬時に判断する必要があり、普段の学びでは味わえない挑戦でした。その過程で、通訳の裏には多くの方々の準備やサポートがあり、チームとして協力することの重要性や、人を支えることの意味を改めて実感しました。
また、情報学科で学んでいる私は、音声認識や文字起こしについて学ぶ機会もあり、こうした現場の課題や環境制約を考慮したシステム作りの重要性に気づきました。今後はこの経験を糧に、技術と人の支援を結びつけ、より多くの人に役立つ仕組みやサービスの開発に活かしていきたいです。
宗重 咲南(心理学部 3年次生):PC通訳スタッフ
私はSDA室でのサポートスタッフ歴は長くないですが、昔からタイピングが大好きで、初めてPC通訳をしたときに、「自分が大好きなことで、誰かの助けになれるんだ」と、とても嬉しくなったのを覚えています。人生で一度しかないかもしれない日本での万博開催において、PC通訳スタッフとして実践の機会を得られることは、かけがえのない経験になると思い、応募しました。
万博での活動を通して、自分自身にとっても良い経験になりましたが、それだけはでなく、私たちがPC通訳している様子を、後ろを通る来場客の方々や、イベントを見に来た方々、同じイベントに参加した方々が見て下さる場面がありました。このことを通して、全ての人が等しく情報にアクセスできるようにする「情報保障」について、一人でも多くの方に知っていただけたのではないかと感じています。これからも、学内での学生支援はもちろん、学外でも積極的に活動し、情報保障の重要性を社会に広めていきたいです。
橋本 まあや(スポーツ健康科学部 2年次生):PC通訳スタッフ
プロジェクトテーマのひとつであった長期入院中の子供たちと関わるという目的が、自分の幼少期の経験と重なったため、参加を希望しました。実際に活動してみて、初めて出会う人とたくさん関わることが出来て嬉しかったです。私は今回のイベントで、ステージに立たせていただきイベントのイントロダクション、そしてPC通訳をしました。どちらも学外では初めての活動でしたが、当日の雰囲気があたたかく、リラックスした気持ちで臨むことが出来ました。
この活動を通して自分の知らない人へ自らの思いを伝える大切さと、イレギュラー時の対応の難しさに気づきました。普段はお互いのことをよく知った人同士で話しているため今回のステージ上での発表は貴重なものでした。そして、PC通訳の本番では、イレギュラーな対応が多く慌ててしまったことが反省点です。今後は、この経験を活かしどのような状況でも落ち着いて対応できる力を身につけていきたいと考えています。
長谷川 竹雪(商学部 2年次生):PC通訳スタッフ
私は、SDA室の取り組みの中で主にPC通訳を担当しています。今回はそのPC通訳を万博という大きなイベントの中で担当させていただけるということで、ぜひ世界の人に取り組みを紹介したい、力になりたいという想いで活動に参加しました。
今回の情報保障の中で、特徴的だったのは、日本語と英語が入り混じった進行だったことです。日本語と英語が入り混じると、翻訳して打ち込むという難しさがあったことに加え、日本人でも一般的に伝わるような英語(レディーゴー等)をそのままカタカナとして表記するか、それとも日本語対応なのだから日本語訳して表示するべきかという壁に当たりました。
このようなことを考えていくと日本語のみの情報保障においても今度は漢字を用いたものと小さい子ども向けのひらがなのみのものを用意する、といったような様々な分類わけが考えられます。今回の取り組みを通して、公の場での「見やすい情報保障」を改めて考えるきっかけとなりました。
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