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2022年度入学式のサポート活動について

'22年4月19日 更新
 同志社大学には、障がいのある学生を支えるサポートスタッフとして活動している学生が多くいます。先日、執り行われた2022年度入学式でもSDA室のサポートスタッフが活動しました。新入生の皆さんは、気づかれましたか?今回は、手話通訳とPC通訳として活動したサポートスタッフのレポートを紹介します!

野口 満理奈( パソコン通訳スタッフ ) 

( 政策学部政策学科 3年次生 )

 私が今回入学式のパソコン通訳(PC通訳)に応募した理由は、授業通訳の活動とは異なる、新たな経験ができることにワクワクしたからです。
私自身、式典での活動に携わるのは今回の入学式が初めてでした。授業時の通訳活動も、利用学生さんにより正確な文字情報を提供するため、責任感を持って取り組んでいますが、式典ではたくさんの方の目に触れる情報を届けるということで、授業とは異なる緊張感の中、とても貴重な経験をすることができました。
2年次生の春学期、利用学生さんと講義が同じだったことをきっかけに、SDA室の存在を知りました。「だれかのために」という思いではじめた活動でしたが、SDA室のサポートスタッフを通して、様々な方に出会い、私自身たくさんのことを学ばせていただいています。今後も素敵な方々に囲まれてこのような活動に関わることに誇りを持ちながら、PC通訳をはじめ、様々な活動に積極的に参加していきたいと思います。


藤井 亮汰( 手話通訳 )

( 社会学部社会学科 2年次生 )

「挑戦したきっかけ」
私が「手話」という言語に出会い、興味をもったのは高校2年生の秋。きっかけは、中学1年生の頃から漠然と持っていた「アナウンサー」という夢でした。
「社会の様々な出来事を聴覚障がいのある方々にも、健聴者が得られえる情報と同じように伝えられるアナウンサーになりたい」そう考え、思い切って地域の手話サークルに参加しました。実際に手話に触れてみると自分が思っていた以上に奥が深く、そして魅力的な言語だと感じ、もっと知りたいという気持ちになりました。この気持ちは今も変わらず、ずっと持ち続けています。
今回、入学式の手話通訳のお話をいただいたときは、驚きとともに、今まで一生懸命取り組んできた手話を多くの人に見ていただけるという思いで胸が熱くなりました。実際の通訳経験がなかった私にとって、自身の通う大学の入学式で初通訳が経験できるというのは、この上ない喜びでした。絶対に成功させるという強い思いで挑戦させていただきました。

「初めての通訳を経験して」
率直な感想として、とても楽しかった!
もちろん、多くの方の前で表現することに緊張や不安もありました。通訳をしている時に、私の手話表現を真剣に見てくださる方々と目が合ったその瞬間、障がいの有無に関わらず、手話という言語を通したつながりを実感しました。それからは、1人でも多くの方に「伝えたい」というその一心で夢中になって表現しました。
感情やその場の雰囲気が伝わるように、手の動きだけではなく、身振り、目線、うなずき、そして何より「表情」を大切にしました。このご時世、テレビの会見などで手話通訳を見たことがあっても、なかなか身近で手話という言語に触れる機会は少ないと思います。
この入学式を機に手話という言語を身近に感じてもらい、興味を持っていただければ幸いです。私自身、これからも手話の勉強に励みながら、有意義な学生生活を送っていきたいと思います。そして、この経験を将来に繋げられるよう一層努力していきたいと思います。
素晴らしい経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
PC通訳

PC通訳をする野口さんとサポートスタッフ

PC通訳をうつすスクリーン

PC通訳を写すスクリーン

手話通訳

手話通訳をする藤井さん

 同志社大学には、障がいのある学生を支えるサポートスタッフとして活動している学生が多くいます。先日、執り行われた2022年度入学式でもSDA室のサポートスタッフが活動しました。新入生の皆さんは、気づかれましたか?今回は、手話通訳とPC通訳として活動したサポートスタッフのレポートを紹介します!

野口 満理奈( パソコン通訳スタッフ ) 

( 政策学部政策学科 3年次生 )

 私が今回入学式のパソコン通訳(PC通訳)に応募した理由は、授業通訳の活動とは異なる、新たな経験ができることにワクワクしたからです。
私自身、式典での活動に携わるのは今回の入学式が初めてでした。授業時の通訳活動も、利用学生さんにより正確な文字情報を提供するため、責任感を持って取り組んでいますが、式典ではたくさんの方の目に触れる情報を届けるということで、授業とは異なる緊張感の中、とても貴重な経験をすることができました。
2年次生の春学期、利用学生さんと講義が同じだったことをきっかけに、SDA室の存在を知りました。「だれかのために」という思いではじめた活動でしたが、SDA室のサポートスタッフを通して、様々な方に出会い、私自身たくさんのことを学ばせていただいています。今後も素敵な方々に囲まれてこのような活動に関わることに誇りを持ちながら、PC通訳をはじめ、様々な活動に積極的に参加していきたいと思います。


藤井 亮汰( 手話通訳 )

( 社会学部社会学科 2年次生 )

「挑戦したきっかけ」
私が「手話」という言語に出会い、興味をもったのは高校2年生の秋。きっかけは、中学1年生の頃から漠然と持っていた「アナウンサー」という夢でした。
「社会の様々な出来事を聴覚障がいのある方々にも、健聴者が得られえる情報と同じように伝えられるアナウンサーになりたい」そう考え、思い切って地域の手話サークルに参加しました。実際に手話に触れてみると自分が思っていた以上に奥が深く、そして魅力的な言語だと感じ、もっと知りたいという気持ちになりました。この気持ちは今も変わらず、ずっと持ち続けています。
今回、入学式の手話通訳のお話をいただいたときは、驚きとともに、今まで一生懸命取り組んできた手話を多くの人に見ていただけるという思いで胸が熱くなりました。実際の通訳経験がなかった私にとって、自身の通う大学の入学式で初通訳が経験できるというのは、この上ない喜びでした。絶対に成功させるという強い思いで挑戦させていただきました。

「初めての通訳を経験して」
率直な感想として、とても楽しかった!
もちろん、多くの方の前で表現することに緊張や不安もありました。通訳をしている時に、私の手話表現を真剣に見てくださる方々と目が合ったその瞬間、障がいの有無に関わらず、手話という言語を通したつながりを実感しました。それからは、1人でも多くの方に「伝えたい」というその一心で夢中になって表現しました。
感情やその場の雰囲気が伝わるように、手の動きだけではなく、身振り、目線、うなずき、そして何より「表情」を大切にしました。このご時世、テレビの会見などで手話通訳を見たことがあっても、なかなか身近で手話という言語に触れる機会は少ないと思います。
この入学式を機に手話という言語を身近に感じてもらい、興味を持っていただければ幸いです。私自身、これからも手話の勉強に励みながら、有意義な学生生活を送っていきたいと思います。そして、この経験を将来に繋げられるよう一層努力していきたいと思います。
素晴らしい経験をさせていただき、本当にありがとうございました。